Mamiya C330

2017.02.02

Mamiya C330 「唯一の」レンズ交換式二眼レフシリーズ

Mamiya C330

Mamiya C330は、「世界で唯一のレンズ交換式実用二眼レフカメラ」シリーズ。

ほとんどの二眼レフはレンズが固定されていて、焦点距離や画角を変えることはできません。
ところがMamiya C330を始めとするマミヤCシリーズでは、マミヤならではのトリッキーかつ実用的な機構により、広角から望遠まで、レンズの自由な交換を実現したのです。

ほかのどの二眼レフとも似ていないマッシブなルックス。
カメラボディ全体に精密な独自機構が満載されているので、扱う悦びを存分に味わえること間違いありません。

世界中で写真家にも愛用されたこのカメラ。
フィルムで写真を撮るという「表現」の道具としても最適です。
Mamiya C330を中古で手に入れて、ぜひ使ってみませんか?

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Mamiya C330

レンズ交換式二眼レフ、Mamiya C330とマミヤCシリーズとはどんなカメラなのでしょうか。

中古フィルムカメラ専門店、サンライズカメラのスタッフが紹介します。

マミヤCシリーズ

マミヤCシリーズは、世界で唯一の、実用可能なレンズ交換式二眼レフシリーズ。
二眼レフの王者、ローライをはじめ、ほかのどんな二眼レフでも実現できなかった機構を、マミヤ独自開発の交換方法で可能としたのです。

二眼レフは非常に多くのモデルがあり中古もよりどりみどりですが、レンズが交換できるものは実質的に他にありません。

マミヤCシリーズのレンズ交換機構

Mamiya C330

マミヤCシリーズでは、レンジファインダーや一眼レフといった他のカメラとはまったく異なる方法でレンズの交換・固定を実現しました。

Mamiya C330をはじめとするCシリーズのレンズ固定方法。
それは、太いワイヤーを使用してレンズの外周を固定する、というものです。
剛性が非常に高いワイヤーが開閉し、ロックすることで完全固定。
一見すると非常に簡単な方法に見えますが、信頼性は抜群で、レンズの脱落や光漏れなどは当然一切ありません。
頑強にできているので中古でも、この部分に不具合があるというのは聞いたことがありません。

Cシリーズの決定版、Mamiya C330

1956年から続いていたマミヤCシリーズ。

Mamiya C330は、1969年に初代機種が登場した、Cシリーズの完成形です。

Mamiya C330は徐々に改良されていき、以下の機種が存在しています。

  • Mamiya C330 Professional(1969年)
  • Mamiya C330 Professional f(1975年):金属ボディ。C330の改良版。
  • Mamiya C330 Professional S(1983年):ボディをプラスチック化

Cシリーズを中古で購入するなら、この記事で紹介しているC330シリーズか、C330の簡略版で小型・軽量のC220がおすすめです。

中古二眼レフならサンライズカメラ
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Mamiya C330の性能・スペック

Mamiya C330

それでは、Mamiya C330に共通する性能・スペックを見ていきましょう。

形式レンズ交換式二眼レフ
ファインダー交換式
標準ではウエストレベルファインダー搭載
巻き上げノブ式
スタートマーク式
オートマット
シャッターレンズシャッター
B、1秒〜1/500秒
対応フィルム120、220(中判)

Mamiya C330をスペック的に見ると、高級二眼レフに必須の機構はすべて搭載されています。
巻き上げはスタートマークを合わせるだけで、あとは自動で行われるセミオートマット。
フィルムを巻き上げとシャッターチャージも連動しています。

Cシリーズ独自の近接撮影機構

Mamiya C330

Mamiya C330の機構でとくに独自性が高いのが、蛇腹とレールを利用したピント合わせ機構
ボディ下部にボディ前板を動かすためのラック・ピニオンレールを内蔵し、撮影距離に合わせて繰り出すことで、ボディとレンズはそのままに近接撮影も可能となっています。
繰り出しはボディ左右のノブで行います。

このような機構が搭載された理由。
それはMamiya C330が写真スタジオでの使用も前提としていたためです。
二眼レフには、ビューレンズ(上のレンズ)とテイクレンズ(下のレンズ)の位置が異なるため、近接時にパララックス(視差)が生じてしまうという弱点がありました。
その弱点を解消するために、テイクレンズの位置をビューレンズの位置まで上昇させる「パラメンダー」というアクセサリーを用意。

蛇腹を使った近接撮影能力を存分に活かし、スタジオでのマクロ撮影にも活躍したのです。

中古をより楽しむなら、多彩なアクセサリーを探してみるのもいいですね。

ちなみにこの機構は、マミヤの中判一眼レフ、RB67シリーズにも流用されています。

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Mamiya C330豆知識

Mamiya C330の豆知識と、中古購入するときに知っておきたいポイントについて紹介します。

中古購入時は蛇腹をチェック

Mamiya C330

すでに生産が完了しているMamiya C330。
これから中古購入するとき、とくに状態をチェックしたいのが蛇腹の状態です。
中古商品では、前ユーザーの保管状況によって、蛇腹の劣化や穴が見られることがあります。

当然ながら穴があると光漏れしてしまいます。
蛇腹を伸ばした近接撮影でなければ問題がないこともありますが、中古購入の際は、真っ先に蛇腹をチェックすると良いでしょう。

C330そのものはシンプルな構造なので、蛇腹以外には壊れやすい部分はほぼありません。
中古でも状態のよい個体を手に入れるのは容易です。

いっしょに中古購入したいレンズ

Mamiya C330 65mm F3.5

Mamiya C330といっしょにレンズを中古購入するなら、まずは標準レンズか広角レンズがおすすめです。

標準レンズはセコール80mm F2.8。
広角レンズにはセコール55mm F4.5、65mm F3.5が存在します。

Cシリーズ用のセコールレンズには、銀色のレトロな外観の旧型と、黒くモダンな外観の新型が存在していますが、Mamiya C330に似合うのは断然、新型の黒いレンズ。
シャッターの信頼性も向上しており、操作性も改善されているのでこちらがおすすめです。

他の中古カメラと同様に、中古でレンズを探すときにはシャッターの低速が粘っていないかチェックするのを忘れずに。

中古のセコールレンズで、Cシリーズならではのレンズ交換を楽しみましょう!

マミヤCシリーズを愛用した写真家、ダイアン・アーバス

Mamiya C330をはじめとするCシリーズは、アメリカの女性写真家ダイアン・アーバス(1923〜1971)に愛用されていたことでも知られています。

The Buffalo News says "his masterwork of a biography" is "the biography Diane Arbus always deserved."http://www.buffalonews.com/life-arts/book-reviews/the-biography-diane-arbus-always-deserved-20160626

Diane Arbusさんの投稿 2016年6月27日月曜日

ダイアン・アーバスの写真は、そのほとんどが人物ポートレート。
基本的に二眼レフの正方形画面です。
それまでの写真に比べ精神性を重視したことから、ニューヨーク近代美術館(MoMA)での新進写真家展でも取り上げられ、現代に至るまで写真家に影響を及ぼし続けています。

写真家の物語にも満ちた中古カメラ、それがMamiya C330。
あなたの手で、ぜひカメラに新しい物語を吹き込んでみませんか?

中古二眼レフならサンライズカメラ
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ぜひ併せてご覧ください。

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Mamiya C330

Mamiya C330は、ほかのどんな二眼レフにも似ていないカメラ。
メカニカルさに満ちたボディを手にするだけで魅せられること間違いないでしょう。
中古フィルムカメラのファンなら、ぜひ一度は触ってみたいシリーズです。

ぜひ中古で手に入れて、多彩な交換レンズを楽しんでみてくださいね。

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