2020.12.11

最新ミラーレスカメラで使える!オールドレンズ探訪記 CanonNEW FD 50mm F1.2 L(作例・撮影Tipsあり)

オールドレンズ探訪記と第した新コーナー、まだまだフィルムカメラもオールドレンズも初心者な私かどのが、様々なオールドレンズを手探りで試していく記事です。

オールドレンズと一口にいっても数えきれないほどの往年の名玉たちあり・・・

終わりの見えない旅路・・未知との遭遇・・古きをもって新しきを知るディープな冒険記をお楽しみください。

ミラーレス+オールドレンズで素敵な写真を撮る5個のコツ ポイントは「絞り開放」

オールドレンズの魅力とは?いまフィルムカメラ用の中古レンズを使う理由。

「CanonNEW FD 50mm F1.2 L」について

今回ご紹介するのは、「CanonNEW FD 50mm F1.2 L」

「Canon FDマウント」という、フィルムカメラの時代、マニュアルフォーカス用のレンズとして展開されていたレンズで用いられていたもの。

現在も用いられているEFマウントへ移行する前のマウントタイプとなります。

そのため少し前まではデジタルカメラで使いにくく、高性能にもかかわらず人気が今ひとつでしたが、ミラーレス一眼カメラの登場により「オールドレンズ」として人気が急上昇。

古い製品でもとても高性能だったCanon FDマウントレンズたちが一挙に見直されるようになったそうです。

Canon FDマウントレンズの特徴は、現代的な写りと発色のよさ。

オールドレンズながら、現代のレンズの源流となったコンセプトを持っているため、写りは非常に良好です。

 

スペック表

発売年月1980年(昭和55年)10月
発売時価格90,000円
レンズ構成(群)6
レンズ構成(枚)8
絞り羽根枚数8
最小絞り16
最短撮影距離(m)0.5
最大撮影倍率(倍)0.13
フィルター径(mm)52
最大径x長さ(mm)x(mm)65.3 x 50.5
質 量(g)380

 

さて、こちらのオールドレンズを蘇らせるべく、オールドレンズと相性抜群なミラーレス一眼レフカメラ「Sonyα7R」に装着して、撮影をしていきます!

ミラーレス一眼レフって気になるけど実際どうなの?という方向けに、下記記事もぜひ参考にしてみてくださいね^^

SONY・Nikon・Canon フルサイズミラーレスを一番安く手軽に手に入れるには!?

ミラーレス一眼のレンズの選び方【安い、小さい、写りがいい】プロがおすすめする方法とは?

初心者のためのおすすめ中古ミラーレス一眼カメラ5選 オールドレンズを楽しもう!

 

「Canon FDマウント」のマウントアダプター使用方法

早速マウントアダプターを使って装着しようとしたのですが、ちょこっとてこづったので、簡単に装着方法についても触れておきます。

まず、アダプターとレンズそれぞれの赤い点を合わせていくのですが、この時にアダプターの「OPEN⇄LOCK」と書いてあるリングを、OPEN側にしておく必要があります。

赤い点をLOCK方向に回してカチャッと言えば装着完了。

最後にアダプターのリングを「LOCK」側にカチャッと回して締め付け完了です。

LOCKのまま装着してもレンズがはまらず、また最後にLOCKをしなければ絞りが作動しないので、注意してください!(最初全然わからなかった張本人の実体験です!笑)

さらにこちらの記事で詳しく解説しているので、全くわからない!という方も安心してくださいね^^

Canon FDマウントのマウントアダプター 誰でもわかる使い方まとめ!

 

「CanonNEW FD 50mm F1.2 L」作例紹介

さて、実際に撮影したミラーレスカメラ+オールドレンズの作例を紹介していきます。

早速最小絞り値F1.2で撮ってみたところ、はっきりと癖を感じました!

ボケの形が楕円っぽい半月に・・・!左上がわかりやすいと思うのでアップしたのがこちら↓

露出をアンダー気味で撮ると、周辺露光量が落ちるのが顕著にわかりました。

F1.2とF8の違いを試してみますっ

↓F1.2

↓F.8

↓多少フリンジは出やすいですが、背景の白い強い光にも負けずに葉っぱの淵もしっかり描写できています。色もとてもきれい!

前ボケにいれると、もはや原型を一切なさず、なんかすごいことになる!笑

これもオールドレンズの面白いところかも。

逆光耐性もわりとあるんじゃないでしょうか?

上の写真は、左下に太陽を差し込ませたので若干フレアな感じで。

下の写真は、すすきの穂に逆光を当ててみた感じで。

どちらもとても表現したい雰囲気に仕上がり、大満足です。

ちなみにオールドレンズで表現できる「フレア」や「ゴースト」はとても印象的ですので、下記記事も参考に、ぜひ表現の幅を広げてみてくださいね^^

フレアとゴーストとは? オールドレンズで印象的な写真を撮ってみよう!

駐輪場のトタン壁がきれいな空色だったので。そこに映る草木の影が模様を施してくれてました。

↓これは、、イッツドラマチック!笑

フォトショップ でいじったんじゃないかい?と言われそうなくらい、雰囲気がでてます。オールドレンズ1本でこれだけの表現幅が叶うのは、素直に感動!

おそらく夕陽を浴びている暖色も影響して、柔らかさも増していたのではないかと。

いつも思う、ミラーレスカメラでピンク色写すとどうも硬い!

雨上がりのいちょう。徐々に外側から黄色に色づいていく、この段階のイチョウがとても好きです。少し風が吹いていたので、葉っぱの上の雨粒にピントを合わせるのがちょっと難儀でしたが、なんとかとれました!もっと寄って雨粒だけも撮りたかったけど、木の背が高かったんですよね!笑

こちらも非常に最高な写りを見せてくれました。

F1.2とF8の撮り比べです。

↓F1.2

↓F8 全然違いますね!オールドレンズは、本当にF値が変わるだけで写りがガラッと変わる。

後ろの落ち葉のボケがもうがっちゃがっちゃしています。子虫が飛んでいる残像みたい!(共感できる人はいるのだろうか。苦笑)

素晴らしいっシンプルに1点だけ伝えたいときには、こういうオールドレンズの描写はぴったりです。

Tips「あえてのピント外し」

最後に、個人的なTipsとなりますが、マニュアルフォーカスのレンズを使う楽しみ方の一つに、「あえてのピント外し」があります。こんな感じで↓

なんでもかんでもボカせばいいというものでもないなぁとは思っていて、今回の写真ですと、紅葉の色味感がとても綺麗だったので、木の枝隅々まで写すことを目的とせずに、色を主張させるためにあえてぼかしてみました。

ピントをちゃん合わせた写真はこちら↓

オールドレンズって、ちょっと間違えれば、非常に中途半端な画になるなぁと思っていて。

現代の高描写レンズになれてしまうと、なんだかオールドレンズの写りが雑っぽく見えてしまい、それでもある程度は綺麗に映るがゆえに、中途半端なクオリティ!と感じることがあるのが正直なところ。

上の写真も、なーんかただ紅葉をうつしてもつまらないなぁと撮ってみて思ったので、ぼかしてみたという訳です。

個人的な表現の楽しみ方の一つにすぎませんが、、よかったら試してみてください^^

「CanonNEW FD 50mm F1.2 L」を使用した感想

今回がオールドレンズ2本目でしたが、結構な違いが見えてきてこれは奥深いぞ!と面白くなってまいりました。

CanonNEW FDシリーズは、オールドレンズ初心者でも取り扱いやすいところだと思うので、手始めにぜひオールドレンズをお試ししてみてはいかがでしょうか?

Canonのオールドレンズ16選 FDマウント・Lマウントの中古レンズを味わいませんか?

おすすめの標準オールドレンズ8選Part1 リーズナブルな明るいレンズ篇

おすすめの広角オールドレンズ7選 Part2 一眼レフ用レンズ編

 

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