2021.01.04

最新ミラーレスカメラで使える!オールドレンズ探訪記「HELIOS-44-2 58mm F2」(作例・撮影Tipsあり)

こんにちは、雨樹一期です。2021年がはじまりましたね。昨年から引き続き大変な時代となっていますが、自宅時間などにコラムも見て頂けたらなと思います。

昨年はフィルムカメラでの撮影はかなり減りましたが、オールドレンズではたくさん撮りました。といっても遠出はせず、自宅近くばかり。
やや代わり映えはしない写真かもしれませんが、身近な日常にもステキはたくさんあるなと、あらためて気づかされました。

さて、今回はオールドレンズとフィルムカメラでの撮り比べではなく、「オールドレンズ探訪記」という新コーナーです。

第一回は、かどの りかさん執筆。一緒にいろんなオールドレンズをご紹介していきます◎

最新ミラーレスカメラで使える!オールドレンズ探訪記① Canon NEW FD 28mm F2.8(作例・撮影Tipsあり)

僕がこれまで使ってきたオールドレンズは30〜40種類くらい。
その中でトップ3を選ぶならランクインするであろうレンズ、「HELIOS-44-2 58mm F2」をご紹介します。

 

「HELIOS-44-2 58mm F2」について

まだ試したことのないオールドレンズはたくさんありますが、今回ご紹介する「HELIOS-44-2 58mm F2」は、これからもランキング上位に居座ることになるかと思います。
それくらい個性的、唯一無二な描写をしてくれるオールドレンズです。

使用するマウントアダプターは、オールドレンズ入門としても人気が高い「PENTAX Super takumar 55mm f1.8」と同じ、M42マウント。

ミラーレス一眼でオールドレンズを使うなら、マウントアダプターは必須なのですが、レンズごとに接合部の形が違います。
新しいオールドレンズを購入すれば、マウントアダプターも買わなくちゃいけません。数千円で購入は出来るのですが、同じマウントアダプターで使えるって何だかお得です(笑)。

オールドレンズの代表!M42マウントおすすめ中古レンズ10選

ちなみに「PENTAX Super takumar 55mm f1.8」も大好きなオールドレンズです。今は「HELIOS-44-2 58mm F2」に軍配があがりますが、これからオールドレンズをはじめようという方にはM42マウントはかなりオススメですよ。

オールドレンズ撮り比べ ④ PENTAX Super takumar 55mm f1.8(作例あり)

「HELIOS-44-2 58mm F2」作例紹介

はい。どうですか?もう、なんか良くないですか?デジタルのカリカリ描写とは別物。柔らかくって暖かい。解像度も悪くなく、ピントの合ってる部分はしっかりしつつ、絶妙に緩い。

ポートレートに最適なオールドレンズですね。

どちらも絞り開放のF2で撮影しています。ボケもそれなりに滑らかです。
色の乗りはどちらかといえば悪いです。やや薄めですね。良く言えばRAWでの編集がしやすいです。

色の乗りの悪さをカバーするために、ホワイトバランスを日陰や曇天にして撮影するのもオススメですね。

上記の二枚はjpgの撮って出しです。写真の良し悪しはおいといて、フィルムの描写に近い印象。

ポートレートに最適と書きましたが、花を撮るのもいいですね。
桜のシーズンには撮ってないのですが、きっと相性抜群だろうな。開花が楽しみです。

 

Tips-1「逆光で撮影してみよう!」

逆光でゴーストを狙って撮影。雰囲気抜群ですね。ただゴーストを狙う時の注意点もあります。

それはこの白いモヤモヤです。レンズの状態にもよるかもしれませんが、「HELIOS-44-2 58mm F2」は逆光に弱々です。
レンズが曇ってるわけでもないんですけどね。

だから単純にゴーストを狙うのなら、「PENTAX Super takumar 55mm f1.8」がオススメになります。

でも僕は、この白モヤがお気に入りです。幻想的じゃないですか?ある意味。

ただ、条件によっては被写体が完全に溶けて無くなるので、ファインダーを覗きながら微調整は必要ですね。

同じ場所でも白モヤをあまり出さないように撮ることも可能です。絞りは開放で撮りましょう。

超失敗例を狙って撮ってみたのですが、F8などに絞ってド逆光で撮影すると、絞り羽の形がしっかり出てしまいます。

同じくF8に絞った写真です。逆光にならないように撮影。絞るとカリカリした描写になるのですが、やっぱり開放でポートレートを撮る方が、「HELIOS-44-2 58mm F2」の魅力を引き出せますね。

ニャンコとの相性もいいですよ。

 

 

Tips-2「グルグルボケの出し方」

「HELIOS-44-2 58mm F2」といえば、グルグルボケが特徴です。背景の玉ボケ部分がグルグル回ってるのが分かるかと思います。
好みが分かれるのかもしれませんが、その出し方をご紹介しますね。


実はとっても簡単。玉ボケが出るシチュエーションで撮るだけです。
写真のように、木の向こうに太陽があるような場所ですね。真昼間だと太陽が真上にあるので、少し傾いている時間帯がオススメです。
木の葉っぱに隙間がないとダメなので、枯れた木では出せません。冬ならイルミネーションもありですね。

グルグルボケがいまいち分からないかもしれないので、ボケの違いをご説明します。

背景に注目してください。全く違いますよね。ていうか、二枚目の「CONTAX Planar (プラナー)T* 50mm F1.4」のとろけるボケがステキ過ぎる(笑)。

はい、プラナーも大好きなレンズですが、それとまた違うベクトルでヘリオスも好きなんですよね。

名機 or Sony α7?オールドレンズ撮り比べ ① CONTAX Planar * 50mm F1.4 MMJ+Aria(作例あり)

グルグルボケ具合も被写体や背景との距離にもよって変わってきます。撮り方によっては目立たないですね。
個人的にはこれくらいが好きかな。

 

「HELIOS-44-2 58mm F2」を使用してみた感想

ゴーストに白モヤにグルグルボケ、オールドレンズらしさをめっちゃ堪能出来るレンズですね。やや好みが分かれるかもしれませんが、個人的にはドハマりしました。

RAWでレタッチ(編集)しなくても味があり、色乗りも薄めなのでレタッチもしやすいです。

レンズの個性を知って、楽しむのがカメラの醍醐味。
オールドレンズは癖や個性が強いのですが、それを堪能したい方には「HELIOS-44-2 58mm F2」はかなりオススメです◎

 

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