オールドレンズのNikon Ai NIKKOR 135mm F2

2021.08.20

【オールドレンズ探訪記】ポートレート最適!Nikon Ai NIKKOR 135mm F2 高性能レンズに隠し味ゴーストあり

この世に数えきれないほどの種類が存在するオールドレンズ

そんなオールドレンズの中から、サンライズカメラがおすすめできるレンズを1本1本紹介していく、「オールドレンズ探訪記」と第したコーナーです。

これまでに数々のオールドレンズを使ってきた雨樹一期さんと、昨年からフィルムカメラやオールドレンズに触れ始めた、初心者な私かどので、一緒に様々なオールドレンズで撮影をした作例をご紹介していきます。

今回ご紹介するのは、「Nikon Ai NIKKOR 135mm F2」です!

ポートレートに適した大口径中望遠レンズということで、人物撮影の作例を多めに紹介させていただきました。

半端なく美しい写りに感動しっぱなしでした・・・ぜひ作例とともに見ていってください^^

ミラーレス初心者でもドラマチックな写真が撮れる!オールドレンズの魅力や楽しさを大公開!!

「Nikon Ai NIKKOR 135mm F2」について

Nikon Ai NIKKOR 135mm F2が発売された1970〜80年代頃は、マニュアルフォーカス時代中望遠レンズの黄金期だったとか。

ただ明るいレンズなだけでなく、ボケ味にも相当力を入れたレンズとのことで、ポートレート撮影の作例をたくさん撮ってみました。

最初に感想をざっくり述べると、

・ボケ感がとても柔らかい

・半円のゴーストが美しい(個人的にすごくハマりました)

・肌の質感やコントラストが絶妙・・・

手持ち撮影かつマニュアルフォーカスに集中していると少し重く感じますが、意外と扱いやすい。

動き回るこどもの撮影となると、やっぱりオートフォーカスさまさまですが、

ミラーレス一眼レフに装着して使用するオールドレンズとしては、明るい場所での撮影であれば、シャッタースピードも高速にできるし、とにかく申し分ない明るさです。

ピンボケと格闘しながらも、なんとか最大開放値で撮りたい!と思うようなレンズです。

「Nikon Ai NIKKOR 135mm F2」の作例紹介

まずF値の違いを。こちらがF5.6↓。十分ちょうど良いボケ感です。

そしてこちらがF2↓。うぉ〜っ一気に被写体が浮き上がってきました。

別世界を見たくなって、ついピント合わせが難しそうな細かい被写体を選びたくなります。笑

水辺にきれいな赤とんぼ!

上の写真をリサイズしてみたら、メガネや羽の部分までくっきりと描写できてます。すごい。

色味の再現性もありました。湯気も若干写っている。

とうもろこしの粒が光ってる感じをうつしたくて。

ポートレートの作例

お次はいよいよポートレートの作例です。とにかく動き回る女の子を必死に追いかけピント合わせに命をかけました!笑

最初はぶれちゃったのですが、徐々に掴めてきました。

一番手前の女の子、ちょっと後ろの草、一番奥の川。それぞれのレイヤーが合わさって1つの絵になった感じ。

ただ背景をボカすだけでなく、どんな要素をどれくらいボケさせるかを考えるのも、ポートレート撮影の楽しみの一つです。

こんだけ写りがいいと、ついオールドレンズということを忘れそうになりますが、下の写真の右上に写っているうっすらフレアを見つけると、オールドレンズらしさを感じます。

絶妙なコントラスト。帽子の影になった部分がほんのり濃い肌色に。

 

なんだか、多少ブレても良い気がしてきました。ふんわり優しい雰囲気になります。

逆光で撮影したときに発生する、この大きな半円ゴースト。個人的にすごく気に入ってしまいました。

夏らしい麦わら帽子でとっても可愛らしい。

太陽の光がレンズに当たると、若干白っぽくフレアが発生しますね。上の方の葉っぱが白くなってます。

今回、家族写真の撮影でお世話になっている方々に沢山モデルのご協力をいただきました。ありがとうございました!

撮影Tips!前ボケで世界観を創る

ポートレート撮影のとき、目線を外してもらったり、なるべく自然体を演出するために、前ボケは大いに役立ちます。

例えば、公園などで葉っぱの緑色の前ボケを作りたいときは、

①被写体の位置が決まる

②撮影立ち位置の近くに葉っぱがないか探す

③葉っぱにレンズを近づけて、被写体の周辺に配置(葉っぱがレンズに近いほど、葉っぱはボケます)

Nikon Ai NIKKOR 135mm F2のような中望遠レンズだと、前ボケ用の葉っぱが消えそうなくらいうっすらした形状になるのも面白く。より自然体なふんわりした絵になります。

葉っぱの色味によっても、雰囲気はガラッと変わってきます。

もちろん葉っぱじゃなくとも、何かしら壁や椅子や、物を前に挟み込むだけで、雰囲気がでるので、前ボケを沢山活かしてみると、表現方法が一気に広がります。

「Nikon Ai NIKKOR 135mm F2」で撮影した感想

笑っちゃうくらい美しいレンズでした。

ここまで数えたら20本以上のオールドレンズで撮影させてもらってきましたが、フィルムカメラのレトロな雰囲気とも、現代の高性能レンズのクオリティとも異なる、”ミラーレス一眼レフ×オールドレンズという括りの魅力”にどんどん気づかされてきました。

めちゃくちゃ癖のあるオールドレンズのジャンルではなく、高画質・高性能だけど一味違いがわかるレンズ、といった立ち位置でしょうか。

Nikon Ai NIKKOR 135mm F2でいうと、半円ゴーストのような隠し味があると楽しいです。

これからも、ミラーレス一眼レフ×オールドレンズの魅力をお伝えしていけたらなと思いますので、ぜひ次の記事も楽しみにしてください^^

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