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2018.10.23

フィルムカメラ名機 撮影散歩③「OLYMPUS TRIP35(オリンパス トリップ35)」


こんにちは、雨樹一期です。今回も引き続きフィルムカメラのご紹介です。

前回の記事は以下より。

フィルムカメラ名機 撮影散歩② Hasselblad 500C/M (MakroPlanar CF 120mm F4 T* 編)

ご紹介するのは、軽量でコンパクト、リーズナブルで操作もシンプルな「OLYMPUS TRIP35」です。

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「OLYMPUS TRIP35」で撮影

スペック

焦点距離は40mmで、絞り・シャッタースピードはオートです。絞りは手動でF2.8〜22、シャッタースピードは低速の1/30と高速の1/250秒のみとなります。
絞りを自分で合わせても、シャッタースピードがどちらかになるので、絞りはA(オート)に合わせて撮影するのが無難ですね。

ピント合わせは目測です。ファインダーを覗いてもピントが合っているかは確認が出来ません。


トイカメラのように、人のマークで距離を選びます。1人が1m、2人が1.5m、3人が3m、山のマークは∞となります。

最短撮影距離が1mなので、それよりも手前はボケてしまいます。初めて撮影する時は、事前にメジャーで1mがどれくらいか測ってみましょう。
きっと思っているよりも遠いです。

出来上がりがボケボケになる可能性もありますが、慣れてくると直感的に撮影できるお気軽カメラになりますよ。

 

作例


フィルムは「富士の業務用100」を使用。リーズナブルだけど、品質は悪くありません。練習用や試し撮りだけでなく、普段撮りにも使えます。

で、とりあえず撮った一枚。いやーいきなりびっくりです。色がめちゃくちゃクリアー。


ハイライトや空の部分は色が薄いわけでもなく、優しい発色をしてくれます。


フィルムカメラの特徴として、黄色かぶりすることが多いのですが、かなり控えめです。


最短撮影距離の1mで撮影(人が1人のマーク)。順光で撮影すると、少し周辺光量落ちが出ます。
*写真の四隅が暗くなることで、トンネル効果とも呼ばれています


こちらは人が2人マークの1.5mで撮影。
オートで撮影しているので、正確な絞り値は分かりませんが、おそらくF5.6くらい。
中判のハッセルとはボケ味は全く違います。

フィルムカメラ名機 撮影散歩① Hasselblad 500C/M (Planar T* 80mm F2.8 CF 編)


距離を∞で撮影しました。次は色がこってり乗ってきました。
コスモス畑をただ撮っただけなんですけどね。デジタルだとのっぺり写真になるのですが、フィルムは雰囲気のある一枚になりますね。


花と青い空の鮮やかな写真もいいのですが、僕は半逆光で撮影した際の柔らかい雰囲気が好きです。


なんてことない場所ですけどね。これまたフィルムとの相性は良いんです。


逆光での作例です。中心に被写体を持ってくる日の丸構図は、動きのない退屈な一枚になりがちですが、それを感じさせないように、フェンスの隙間を利用して撮りました。
構図についてもまたじっくり書きたいと思います。


このゴースト、どう表現したらいいのでしょう。あえて悪くいうと、高級感がないかもしれません(笑)。


これはこれで好きですが、やっぱり半逆光くらいの優しい雰囲気を意識したいなと思いました。


何度か書いているように最短撮影距離が1mですが、もうちょっと寄ってみたくなり、一眼レフのレンズに装着するクローズアップフィルターで接写してみました。


すごくないですか?この描写力。
おまけにシャッタースピードが1/250なので、動きのある一枚になりました。

シャッタースピードが固定されていることで、思わぬ効果が生まれることもあります。

 

魅力について

露出がオート、ピントは目測なので、直感的に撮影が出来ます。じっくり撮るカメラもいいのですが、気軽にシャッターを押せるカメラも一台は持っておきたいです。
メインカメラとしてはいつか物足りなくなるかもしれませんが、サブカメラとしてはかなりオススメです。軽量でコンパクトなこともサブの条件を満たしています。どの世界にも脇役は必要ですからね(笑)。


そして主役を食っちゃうぞってくらいの、唯一無二の発色です。このカメラでしか撮れない一枚がきっと生まれます。

作例をざっくり振り返って頂くと、発色の違いも感じて頂けるかと思います。24枚撮りのフィルムを1本使用しただけなんですけどね。お腹いっぱいです。

ただの日常をいろんな色に染めてくれる「OLYMPUS TRIP35」。サブのフィルムカメラとしてだけでなく、はじめの一台としてもオススメですよ。

フィルムらしい、いろんな顔を見せてくれるので、満足して頂けると思います。

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著者紹介:雨樹 一期(Ichigo Amaki)

著者紹介:雨樹 一期(Ichigo Amaki)

フィルムカメラ・トイカメラの多重露光などで作品撮りの傍ら、大阪・東京を中心に全国でフィルムカメラワークショップを開催。 その他、カメラの個人レッスン、ペット・家族の撮影をしています。 基本、娘と猫と珈琲とカレーに生かされてます。

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