2020.11.17

【旅×フィルムカメラ④】4日間の北海道道東エリアの旅(MINOLTA CLE・Sony α7Rの作例)

旅好きな私が、フィルムカメラやオールドレンズを相棒として携え、出会った素敵な景色をお見せしていく連載

前回と今回は、2回に分けて、北海道道東エリアの旅レポートをしていきます^^

前回記事では、荷物を最小限に抑えつつ、フィルムカメラとミラーレスの2台持ちが良かったよ〜というお話や、初めてチャレンジしてみた「再スキャニング」についてなどなど。

【旅×フィルムカメラ③】 フィルムカメラとミラーレス2台持ちの旅(作例あり・MINOLTA CLE・Sonyα7R・Nikon Ai-s Micro NIKKOR 55mm F2.8・Nikon  Ai-s NIKKOR 85mm F1.4)

そして今回の記事では、「MINOLTA CLE」と「Sony α7R」の作例をバシバシ挙げていきます!

時系列に沿って載せていくので、旅をしている気分になっちゃってくださ〜い^^

1日目:成田空港〜屈斜路ユースホステル

まず最初にMINOLTA CLEで撮った1枚目は、なんだかよくわからない1枚。どこでしょうか?

LCC利用だったので成田空港第3ターミナルを利用。無機質で、合理的で、他のターミナルとは全然違う印象を受けたターミナルの、天井部分。作りかけかな?とも思えて、なんとなくこの天井はフィルムで。

一方こちらの天井も同じターミナルですが、雰囲気的にミラーレスカメラで。↓

板をギザギザに並べただけなのに、すごくすっきりして素敵だなーと。

気になって調べたら、このターミナルをデザインした方は、LCCの経済合理性にも見合うよう(実際は設計コストの予算制限も厳しかったそうですが)、意匠をほどこしすぎないシンプルなデザインを目指したとのこと。(参照記事:「成田国際空港第3ターミナル(LCC専用ターミナル)、デザインしないデザイン、PARTY伊藤直樹氏インタビュー」株式会社JDN

ターミナル3って後から作っただけあって、空港エリアの端っこに位置しているので、めちゃくちゃ歩くのですが・・・

足元がなんと陸上のトラックになってるんです!

スーツケースを持って、ただでさえ疲れやすい渡航客のことを考えたデザイン。

そして取り付けのサインをできるだけ減らしてシンプルにしつつ、しっかり導線をスムーズに、しかもなんだか前向きに走り出したくなる気持ちにしてくれるデザイン。

出発ゲートへ向かう道は空色、到着ゲートは土の色。

空間デザインってほんとすごい、素直に感動しちゃいました。

↓天井に記されたサイン。あと300mもう少し・・・・!

55mmの画角チェックのための1枚。

”CANCELLED”尽くし。国際便はほぼ全滅ですね・・・

いよいよ搭乗、そして離陸。

席指定オプションにて窓側席でカメラを構えます。

三半規管が弱く絶叫も大の苦手な私は、離陸も恐怖なのですが・・・それを乗り越えた先の空の景色には息を飲みます。

フィルムカメラで初めて写した空の景色、空の上からみた雲、海。ただただ、すばらしかった。

成田空港→釧路空港へ到着。北海道道東エリアのはじまりはじまり〜

現地について、早速向かったのは釧路湿原。散策路をぼちぼち歩きました。

 

まだまだ蒸し暑さが残る東京とはうってかわって、すでに秋の始まりを感じさせるひんやりした空気を、早速感じながらの散策。

1泊目は、屈斜路原野ユースホステルに。部屋の窓の防寒シートをみて、そうか、今、極寒北海道にきてるんだと実感。

壁に飾ってあったキタキツネの写真(絵?)。

素敵な油絵。お客さんから、ユースホステルの娘さんへの贈り物とのこと。

夜ご飯の鹿肉!

 

2日目:和琴半島〜北見〜層雲峡

さて、ユースホステルを早朝出発して、すぐそこの湖畔へでかけるとします。

宿泊者のバイク兄さんに、自慢の愛車をお披露目していただく。いろんなとこで見かけたアイヌ木彫りがかわいかった。

しょっちゅうピントを外すが、ご愛敬。

働く車と倉庫。

屈斜路湖の南側に突き出た和琴半島。ぐるりと一周できる散策路があり、早朝ウォーキング。

透明度。曇り空だけど視界は開けていて、異世界に来たみたい。

関東ではあまり見ない植物をたくさん見ました。

和琴半島付近は地熱がでていて、冬でも凍結しない不思議なスポットだそうで。

かわいい植物がたっくさん。

火山活動の名残、地獄。あったかくて、水が綺麗だった。

この神社近辺で、野生のリスにもたくさん出会ったな〜

鳥居の木材、きっとここの半島の木だろうな〜

地元の方達が、恐らく秋祭りの準備をしていました。コロナで人を呼ぶ祭り自体は開催できないけれど、神様へのご挨拶準備はしっかりと。

散策を終えたあと、駐車場付近の「いも団子」やさんへ。

初めての「いも団子」。昔から極寒の地北海道では稲作が難しい地域もあり、通年採れるじゃがいもは家庭でもよく食べられる郷土の味なんだとか。

北海道にきてまだ2日目、すでに寒さにやれていた私を、いも団子といも団子屋さんのおじさんがほっこり温めてくれた思い出です。

「今揚げるからね〜」と、おしゃべりしながら出来立てをご用意いただく。

決めてのソースがばりうまかった。こういう出会いが旅の醍醐味。間違いない。

さて、今日は長距離移動をしますよ〜

屈斜路湖→層雲峡までの長旅ドライブ。

お〜もしや”たんちょう”?

釧路エリアに生息する国の特別天然記念物の丹頂。

それをモチーフとしたロゴなのかなぁ〜とご当地コンビニにわくわくしましたが、あとで調べたら”不死鳥フェニックス”がモチーフとのこと。笑

ちょっと戻って摩周湖にも寄り道。

同じ場所から撮ったのだけど、MINOLTA CLEとSonyα7Rの違いがすんごい。笑

摩周湖展望台の売店にて、メロンメロンっ。

偶然通ったスポット。釧路と網走を結ぶ鉄道、釧網本線。

図らずのピント外しがおもしろい。

きれいなレモン色〜と見惚れたこの花、実は最近大量発生してしまっている外来種で、地元の人は結構困ってるとのこと・・・

うおっまじか!1日数本しか通らないはずの列車、偶然現る!

これだと見えないですが、ルパン三世のラッピングがされていました!あとで知ったけど、この辺りがモンキーパンチさんの生まれ故郷なんですって。

硫黄山。ここは迫力すごかったで、超広角で撮りたかったな〜!

真っ黄色。右の赤いのなんだ?

ここで小腹を満たすゆで卵と、お菓子をジャケ買い。

じゃがいも畑ととうもろこし畑だらけ〜 じゃがいもの葉っぱがこの時期青々としていてすごい綺麗だった。

行ってみたかった美幌峠。すばらしかった。

「君の名は。」のシーンを思い出した。

空のこっち側とあっち側でお天気全然ちがった。

道中で寄り道した北見市。海から結構離れてるけど、北海道の規模からしたら近い方なのかな?海の幸も山の幸も集まる、オホーツクの台所って謳っているそうで。

お肉も有名らしいのですが、あまり食べないので、さくっと食べログで「北見」「寿司」でサーチ。

「創業35年」というワードが決め手で入ったお店がめちゃくちゃ良い店でした。寿司の小林さん

椅子の上に立ったけど、やっぱ近すぎた〜 諦めて横から撮ることに。

こういうお店が大好きで、キョロキョロわくわくしていると、大将が色々と話しかけてくれました。

北見は、昔からお寿司屋さんが数十件集まる寿司どころだったとのこと。激戦区で生き残ってきた大将の腕、恐れ入りました。

東京銀座の寿司が美味しいのと同じで、海から近いか遠いかではないんですね。奥深い寿司の世界、北見に来たら絶対またここに来たい!

美味しい老舗和菓子屋があるから行ってごらんと、お寿司屋さんでおすすめされたお店は残念ながら定休日・・・空いてなかったらデパ地下に置いてるかも!という情報をもとに商店街を歩き回りデパ地下にもいきましたがそちらもお休み。笑 お店の名前を忘れないように写真に残しておくとしよう。

新しい出逢いのまち。うむ、確かに良い出逢いがありました。

歩くだけで心躍る商店街。

長旅ドライブもようやく終盤戦。

本日の最終目的地、層雲峡に無事到着。日没前にロープウェイに乗りたかったので、間に合ってよかった!

101名乗りのロープウェイを、なんと貸し切り独占!笑

あと少しで太陽が沈む・・・!というシーンが本当に美しかった。

「とっていいのは写真だけ。残していいのは足跡だけ」

リフトもほぼ貸し切り状態。眺望に言葉を失いました。

帰る頃には日は沈み、働くひと・もの・自然、すべてに「お疲れ様」を言いたくなりました。

3日目:〜和商市場〜花咲線〜厚岸

3日目の朝、とっても良いお天気。ホテルの屋上露天風呂から、層雲峡にむかって「おはよう!」とご挨拶してから出発。

あ、この矢印は至る所にあり、雪国ならではの道路標識ですね。

紅葉にはまだ少し早かったけど、今度は紅葉の時期にもきてみたいな。

恒例の朝散歩。

良い橋。絶対に渡らないではいられない橋。吸い込まれるように向こう岸へ。

朝陽が差し込む瞬間。

さぁ、今日は釧路へ戻って、さらに東へ進みます。

圧巻の大樹海。

レンタカーを返却した営業所に飾ってあった手作りボード。

確かに鹿さんには何度も遭遇しました!

釧路の和商市場。

噂の勝手丼なるものにチャレンジ。好きなネタを好きな店で買って、イートインスペースでご飯を買ってのせて食べるんだそうで。

熱々のご飯に冷たい刺身をのっけるのに抵抗がある人は、持参した冷めたご飯に乗っける人もいるそうで。笑

ご飯はいらんかったので、刺身単体を味わいました。もうこれ、見てるだけで幸せ。

実家へ送るようのお土産も。

「店の端から端までお願いしやすっ!」と言いたくなるほどの海の幸の宝庫(笑)を前にして、延々と迷ってしまいそうだったので、お店の人に質問攻めして、一番最適なネタを決定。

店ごとに味が違うという、大好物いくらの醤油づけ、「本ししゃも」の雄雌セットに、「トキシラズ」という鮭を。

さて、レンタカーはもう返したので、ここから列車の旅へ。

鉄道愛好家でなくても、駅構内や列車ってやっぱわくわくしますよね。

今回の旅で、結構優先度高めだったJR根室本線(滝川-根室)、愛称「花咲線」に乗車するという目的。

ふぅっと一息席について、速攻眠りについてしまい、全然景色を見れず。笑

あっという間に目的地にたどり着いていました!笑 これも自由気ままな旅の思い出〜

お次の目的地は厚岸町。知人がいるので、色々と案内してもらいました。

牡蠣〜!厚岸は日本でめったにない(唯一?)1年中牡蠣が食べられる場所とのこと。

「アッケシ」という地名も、アイヌ語で牡蠣が沢山採れる場所いう意味からきてるらしい。

外の海から厚岸湾に流れ込む養分と、山や湿原、霧の養分をたっぷり含み、自然の恵を存分に堪能できる海の産物だそうなんです。

ちなみに厚岸で食べた牛乳ソフトクリームも半端ない美味しさで、聞くと実はあのハーゲンダッツ様はここ厚岸エリアの牛乳を原料として使っているだとか。

1個単位で牡蠣を変えます。

「これは酒が絶対すすむやつ・・・」と唸りながら牡蠣を頬張っていると、横からサッと日本酒を追加してくれた友人。最高です。

さて、たっぷり睡眠をとり、食欲を満たしたのちは、宿へ向かって友人の車でドライブ。

霧多布湿原。たんしょうや鹿も遠くに見えました!

宿のお夕飯も、北海道の幸がわんさか。

こういう心遣い、優しいな〜。

4日目:〜霧多布

いよいよ最終日。相変わらずの早起きをして、湿原でのカヌー体験へ!

知人に紹介してもらったガイド、あしやんカヌーさん

オーストラリアで馬の魅力に取り憑かれ、馬と共に暮らせる場所を探してたどり着いた北海道で、なぜか乳牛と共に17年。笑

次なるステップとしてカヌーガイド、だけでなく様々な冒険と挑戦をする彼の背中は、ただただ頼もしかった。

目立った目印がないと、どうしてもピントを外してしまう・・・

だけど結果的には、霧の中、一体どこへ向かっているのやら、という雰囲気を感じられる一枚に・・・!

鹿の足跡。

ここは幻のプライベートビーチとのこと。潮が引いたときだけ現れるそうで。

あしやんさんとカヌー。

オールの上に手際良く用意された牛さんクッキーとハーブティ。至福。

カヌー体験後、あしやんさんのお馬さんにも会えました。

あしやんさんは、アウトドアチーム「Land Edge」という活動もしているそうで、旧ムツゴロウ王国を皆さんで開拓しているそうです。

メンバーの一人、毛利健太さん。彼もアウトドアガイドをしながら、写真撮影も得意とするスーパーマン。カメラ好きの方も沢山彼のガイドを楽しみに訪れるとのことで、ぜひこのブログを読んでくれた方は彼のガイドを受けてもらいたいです!

道東エリア全般を網羅している知識量、そして人柄の良さにとても安心できます。

「はじまりの丘テラス」と名付けられたテラスから見た絶景。

旅の締め括りも最高でした。またきっと来るんだろうな。

ありがとう!

著者紹介:かどの りか

著者紹介:かどの りか

家族写真をメインに活動するフォトグラファー。
デジタルカメラしか使ったことはなく、自己表現の幅を広げるべくフィルムカメラの世界に足を踏み入れました。
比較的若い世代にも、クールで味わい深いフィルムカメラの良さを気軽に楽しんでもらえるよう、同じ目線で綴っていきます。

▼さくらふ写真HP
https://www.rikadono.com/rikadono/

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サンライズカメラ 訳あり品特集

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