2021.05.13

最新ミラーレスカメラで使える!オールドレンズ探訪記「Leica SUMMICRON-M 28mm F2 ASPH(ズミクロン)」作例・撮影Tipsあり

こんにちは、雨樹一期(あまきいちご)です。オールドレンズ探訪記と題しまして、様々なレンズをご紹介していくコーナー。
今回は「Leica SUMMICRON-M 28mm F2 ASPH(ズミクロン)」です。

オールドレンズ探訪記では「Leica ELMAR-M 50mm F2.8(エルマー)」もご紹介したことがあります。

最新ミラーレスカメラで使える!オールドレンズ探訪記「Leica ELMAR-M 50mm F2.8 」(作例・撮影Tipsあり)

結論からいうと、今回の「Leica SUMMICRON-M 28mm F2 ASPH(ズミクロン)」の方が好きでした。ものすごいレンズです。
今回も作例は盛りだくさんとなっています。

 

「Leica SUMMICRON-M 28mm F2 ASPH」について

焦点距離が28mmと、ちょっと中途半端。でも、このちょい広角は意外と使いやすいんですよね。歪みも少なく、たいていのものは写し込めます。
個人的には標準の50mmって、スナップだと意外と使いづらいシーンはあるので40mmくらいが好き。35mmにするくらいなら、28mmの広角感をもっと楽しみたいです。

マウントアダプターはLeica M。

描写がキレッキレのキレキレ!ライカを愛するユーザーが数多くいるのも頷けますね。
次回、連載予定の「TAMRON  SP 90mm F2.5 MACRO」と、「Leica SUMMICRON-M 28mm F2 ASPH(ズミクロン)」を持って撮影に出かけたのですが、TAMRONからLeicaにレンズを変えた途端にそのキレの歴然たる差に唸っちゃいました。

「なんだこれは?」と。

オールドレンズとか、デジタル専用のレンズだとか、そういう世界ではないんですね。

これまでに使った他のオールドレンズと比べて、明らかに別次元の描写。
そして検索して価格を知って(50万円以上で販売されているショップがズラリ!!)、手が震えました(笑)。
こちらでの連載コラム用にお借りしているものなので、生卵を扱うように大切に大切に、ドキドキしながら白目をむきながら撮影しました(白目はあかんやろ)。

とにかく、その破壊力をご覧ください!!

 

「Leica SUMMICRON-M 28mm F2 ASPH」の作例

レンズを変えた一枚目の写真。開放のF2で撮影。とりあえず、なんとなく撮ってみたのですが、「え?」って感じでした。
もちろん驚きの方のです。

で、そのまま近くにいた汚いパンダを撮りまくりましたが(笑)、この描写すごくないですか?

開放のF2からキレキレの描写力。焦点距離が28mmなのでボケ感は強くありませんが、被写体の引き締まり方が半端じゃないです。

最短撮影距離が70cmと、あまり寄れないのが残念ではありますが、ギリギリまで寄って撮るとまずまずのボケですね。

汚いパンダに娘を乗せて(笑)。

コントラストの強さや、鮮やかさ。そして締まりの良さが凄いんですよね。
被写体を掴んで離さない。

絞り値をF2、F5.6、F11と変えて撮影。。手前の草が絞る程にハッキリ写り込んでくるのが分かりますね。
一枚目の開放F2の撮影、背景はボケていますが、シャープな描写です。

タンポポにピントを合わせています。細やかな描写力もあり、緑が鮮やかですね。

背景にはパンダ。パンダでどんだけ撮るねんってね(笑)。

明暗差の強い場所で撮影。ハイライト部分はやや飛んでいますが雰囲気はありますね。黒が画像をグッと引き締めています。

少し高い位置から、絞ってF8で撮影。
周辺光量は少し落ちて暗くなって、左下と右下は画像もやや流れ気味。湾曲が強いとは感じません。

オールドレンズって感じはないけど、どことなくノスタルジーですね。

警戒心が強くて近寄れない猫ちゃん。これに関しては中望遠の「TAMRON  SP 90mm F2.5 MACRO」が役に立ちました。

ネギ坊主。はい、それだけですが。立派すぎて撮っちゃいました。

28mmの広角レンズならではの撮り方ですね。ただ、最短撮影距離が70cmというのは使いにくいです。
「Leica SUMMICRON-M 28mm F2 ASPH(ズミクロン)」唯一の残念な点ですね。

 

撮影Tips「夜景撮影との相性が抜群」

黒の締まりの良さに強シャープ、キレキレ描写なので、夜景の撮影にも最適です。
てことで、工場夜景の撮影にも使ってみました。絞り値はF8〜16の間で変えています。

光源の部分はゴーストが出ていますが、嫌な感じはありませんね。
むしろカッコ良いです。

車が通り過ぎる瞬間も狙って数枚撮りました。

こちらの写真。左の煙突をアップで見てみましょう。

あー、もうカリカリ。凄い。

同じくこちらもアップしてみました。

すんごいなー、ここまで表現されるとは。

写真だけを並べてばかりですが、もうあれこれ言うよりも写真を見て頂くと分かるかと思います。
とにかくキレ味が凄まじいレンズです。

モノクロで撮っても格好良いです。

編集で少し青系にしてみました。この日は曇り空だったので、また違う天気の日にも撮ってみたいです。

 

工場夜景の撮り方

工場夜景の撮り方ですが、三脚は必須です。風が強かったり、レンズが重たいと揺れてブレる可能性もあります。
「SONY α7」+「Leica SUMMICRON-M 28mm F2 ASPH(ズミクロン)」の組み合わせだと、そこまで重たくないので問題なかったです。

絞り値はF8〜16。感度設定はISO 100〜400。かなり暗い場所なので、F16でISO100だと、シャッタースピードが20秒以上になります。
工場夜景は人気があるので、スポットによっては、人が前を通ることもあるので、シャッタースピードは遅過ぎない方がいいかなという感じ。

とにかく設定のみで、誰でも格好良く撮れます。
あとはレンズの違いですね。望遠レンズでアップで撮るもいいのですが、広角レンズもおすすめ。
「Leica SUMMICRON-M 28mm F2 ASPH(ズミクロン)」は相性が抜群で、格好良い工場夜景写真が撮れました。

 

「Leica SUMMICRON-M 28mm F2 ASPH」を使用してみた感想

まずは一言「あー、もうえげつないキレ味」

ほんとに、一枚目撮った時に「 えっ!!!」ってなりました。これまで数多くのオールドレンズを使ってきましたが、「Leica SUMMICRON-M 28mm F2 ASPH」が一番のキレ味でした。

シャープさ、黒の締まりや、色のノリ、解像度、全てがこのキレ味を演出しています。

ボケ味に関しては、強くはありません。撮影最短距離の70cmで撮ったとしても、背景になにがあるか分かる程度。
だけど、ボケに滑らかさもあります。地面の部分も見ても分かる通り、少しずつボケていってます。
ボケの段がないんですね。

他のオールドレンズだと、いきなりボケる段があったりします。変な言い方していますが。
これも僕にとってはプラスポイントでした。

何を撮っても、引き締まった描写。

ライカをこよなく愛する方がいるのはこういうことかと。

てことで、最後はパンダでお別れ。

単純な描写力が圧倒的。無理やり褒めなくても大丈夫なレンズです。

って、いつも無理やり褒めてるわけではないのですが(笑)、オールドレンズってそれぞれ味があって、マニアックな部分が面白いのですが、「Leica SUMMICRON-M 28mm F2 ASPH」そういう選ぶ方をするレンズでありません。

そもそもが、オールドレンズとして分類されるものではないかもしれません。

とにかくいい。とても素敵なレンズです。てことで、テンションも高めな記事でした。

 

著者紹介:雨樹 一期(Ichigo Amaki)

著者紹介:雨樹 一期(Ichigo Amaki)

フィルムカメラ・トイカメラの多重露光などで作品撮りの傍ら、大阪・東京を中心に全国でフィルムカメラワークショップを開催。
その他、カメラの個人レッスン、ペット・家族の撮影をしています。 基本、娘と猫と珈琲とカレーに生かされてます。

HP : 雨樹一期写真事務所
blog : フィルム寫眞手帖

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