2021.06.26

最新ミラーレスカメラで使える!オールドレンズ探訪記 OLYMPUS H.ZUIKO Auto-S 42mm F1.2(作例・撮影Tipsあり)

この世に数えきれないほどの種類が存在するオールドレンズ

今、最新のミラーレスカメラを介して、往年の銘玉等に再び光を注ぐムーブメントがあついです!

そんなオールドレンズの中から、サンライズカメラがおすすめできるレンズを1本1本紹介していく、「オールドレンズ探訪記」と第したコーナーです。

これまでに数々のフィルムカメラやオールドレンズを使ってきた雨樹一期さんと、昨年から触れ始めた初心者側な私かどので、一緒に様々なオールドレンズで撮影をした作例をご紹介していきます。

 

今回ご紹介するのは、「OLYMPUS H.ZUIKO Auto-S 42mm F1.2」です。

前回に引き続き”訳ありレンズ”とのことで、実際写りにどう影響するのか?というところも見ていきたいと思います!

「OLYMPUS H.ZUIKO Auto-S 42mm F1.2」について

*スペック*

35mm判換算:60mm
最短撮影距離:0.35m
TTLナンバー:0~6
最少絞り値:16
フィルター径:49mm
重さ:255g

オリンパスペンFマウントのレンズは色々と種類がありますが、その中でも、OLYMPUS H.ZUIKO Auto-S 42mm F1.2は、一番明るく、そして結構レアレンズとのこと。

ただ状態が良いものが少なく、持病的に曇りが生じてしまうものがほとんどだとか。

今回私がお借りしたレンズも、前玉3分の1くらいがバル切れしていて、見事な葉っぱ模様でした。逆にどこか芸術的で美しいくらい・・!

TTLナンバーというのが振られています。これはミラーレス一眼レフカメラに装着する際は気にしなくていいでしょうか?

連動して後ろ側に絞り値が振ってあるので、0=F1.2、1=F2・・・といった感覚で使用しました。

(↑TTLナンバー、↓絞り値)

付属のレンズフードとフィルターもつけて撮影しました。

レトロで可愛いデザインですね。小さい割に重さは結構あって、ずしっときます。

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「OLYMPUS H.ZUIKO Auto-S 42mm F1.2」の作例紹介

早速撮影した1枚目から、おおお!ぽやっぽや〜!かなり周辺露光が落ちて、全体的に滲むような描写。

周辺露光量がすごく落ちたのですが、これはレンズフードの映り込みかもしれません。

(バル切れのせいかなぁと思いつつ、そのまま撮影していたので、ほとんど周辺露光量が落ちている写真になりました..!フードをとっても落ちたので、オールドレンズの特性上もあるかもです。)

摘んできた矢車草を花瓶に。まずこれが絞って撮影した1枚。

続いてこちらが開放で撮った一枚。この違い、すごくないですか?!もはや写真じゃなくて絵画です。

色も滲みまくります。

これは日の丸構図が楽しくなっちゃうレンズですね。

すっごく綺麗な色がでます。毎年同じみ母特性の紫蘇ジュース。炭酸で割ってしゅわっと。

泡、良い感じ。

この温かみは独特です。食べ物がすごく美味しそうに写せる。(実際美味しかった)

湯気が似合うレンズ。

ぽやぽや〜の割に、ちゃんと細かい部分も描写できるんです。

外の光があるところだと、より全体的に滲む。

ぽやぽや〜な紫陽花。グラデーションがすごく綺麗で相性抜群でした。

日常感のあるものを写すと、ちょっとタイムスリップしたような感覚になる。不思議。

てりってり。

とゅるっとゅる。

田植えをしました。後ろに怪しい人影・・・

ちなみに今回の写真は、以前、旅ブログでも紹介させて頂いたゲストハウス梢の雪に滞在した際に撮ったものを沢山載せてます。すごく良いところなので気になる方はぜひチェックしてみてください!

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癖の強すぎる自販機。

撮影Tips!逆光でぽやぽや〜させるべし

OLYMPUS H.ZUIKO Auto-S 42mm F1.2のような、ぽやぽや〜っと滲むようなクセのあるレンズこそ、ぜひ逆光を活かしたい。

逆光で撮影すると、被写体の輪郭に光の線ができたり、ポートレートで撮るときわかりやすいですが、被写体の表情がとても柔らかく見えます。

逆光で撮る時は、露出調整に少しコツがいるので、初心者の方は特に苦手としている人も多いと思います。

さらにそんな難しいことをフィルムカメラでやろうとすると、出来上がりをみてがっくり・・なんてことも大いにありえます。

でも、ミラーレス一眼レフ×オールドレンズなら、画面を見ながら露出調整もできるので、ぜひチャレンジしてみてもらいたいです!

すごく大まかに表現方法を2つあげるとすれば、

①シルエット撮影(被写体は黒つぶれ)

どれくらいシルエットにするかは表現意図にもよって調整するといいですね。

②被写体を明るく(背景は白飛び)

夕陽のかなり強い光がレンズに差し込む角度で撮っていますが、手に持ったスマホ画面をメイン被写体にしたいので、露出は+2~3くらい思いっきり上げました。

山の上に差し込む光はほぼ白飛びしますが、画面上に白飛び箇所があると、アクセントにもなって、より光の多い柔らかい一枚に仕上がるので、私はしょっちゅう好んで撮るスタイルです。

机の上に並ぶお椀たちを主役に。

奥の部屋から障子を前ボケに入れることで、額縁効果を。これはどっちかというとシルエット重視した一枚。

逆光の表現はすごく楽しいし、一目見たときに「おっこれは」と一味違った印象を受けるのでぜひ沢山試してみてください^^

「OLYMPUS H.ZUIKO Auto-S 42mm F1.2」で撮影した感想

どうせオールドレンズ買うなら、これくらい癖がなくっちゃ!って感じに、しっかり期待に応えてくれるレンズ。

私はかなり気に入っちゃって、今までのオールドレンズ作例撮りの中でも一番枚数撮ってました。

個人的にビビッときたポイントとしては、

回想シーンのようなぽやぽや感

・開放しっぱなしで楽しい

・湯気が立ち込めたような温かみ

これ写したらどうなるだろう?というワクワク感があるし、非日常感を醸し出してくれる芸術家レンズ。

見つけたらぜひゲットしてみてください!

オリンパスのフィルムカメラ代表機種まとめ 個性的なカメラの数々を一挙紹介!

著者紹介:かどの りか

著者紹介:かどの りか

家族写真をメインに活動するフォトグラファー。
デジタルカメラしか使ったことはなく、自己表現の幅を広げるべくフィルムカメラの世界に足を踏み入れました。
比較的若い世代にも、クールで味わい深いフィルムカメラの良さを気軽に楽しんでもらえるよう、同じ目線で綴っていきます。

▼さくらふ写真HP
https://www.rikadono.com/rikadono/

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