2021.12.25

【オールドレンズ探訪記】風景撮影用にこれ1台!PENTAX smc TAKUMAR 24mm f3.5で広角写真をハックしよう

PENTAX(ペンタックス) smc TAKUMAR 24mm f3.5の作例

こんにちは、雨樹一期(あまきいちご)です。オールドレンズ探訪記と題しまして、かどのりかさんと共にさまざまなレンズをミラーレス一眼カメラで撮影して作例をご紹介していくコーナー。ちょいと久しぶりのコラムとなります。

今回は使用したレンズはPENTAX(ペンタックス) smc TAKUMAR 24mm f3.5。撮影した写真は夏が多め。コラムをアッするのはクリスマス。季節感を完全に無視していますがご了承ください(笑)。

TOPの写真は昨日(2021年12月24日)追加で撮ったものです。

 

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PENTAX smc TAKUMAR 24mm f3.5について

PENTAX(ペンタックス) smc TAKUMAR 24mm f3.5

マウントはM42マウントです。このマウントアダプターさえあれば一生遊べるんじゃないかってくらい、好きなオールドレンズが揃ってますね。

マウントアダプターは2,000円くらいから購入は出来るので、M42で揃える必要こそありませんけどね。仮にM42でオールドレンズを揃えていっても十分楽しめます。

 

PENTAX(ペンタックス) smc TAKUMAR 24mm f3.5

焦点距離が24mm。ということで広角レンズになりますね。これまでに連載で使ってきたオールドレンズって50mm付近が多かったので、ちょっと新鮮です。

以前、Leica(ライカ) SUMMICRON-M 28mm F2 ASPHを使いましたが、あれは極キレ味のバケモノレンズでした。販売価格もバケモノレベル(笑)。
今回のPENTAX(ペンタックス) smc TAKUMAR 24mm f3.5は割と安価なので、ご安心を。もちろんライカ様と比べると色々と劣る部分はありますが、オールドレンズらしさは堪能できますよ。

【オールドレンズ探訪記】描写力が圧倒的!Leica(ライカ) SUMMICRON-M 28mm F2 ASPH (作例・撮影Tipsあり)

 

PENTAX smc TAKUMAR 24mm f3.5 + SONY α7の作例

ミラーレス一眼とPENTAX(ペンタックス) smc TAKUMAR 24mm f3.5

いつもと同様、ミラーレス一眼カメラのSONY(ソニー) α7(初代、ILCE-7)に装着。これまでのコラムも全てα7で撮影しています。
僕はカメラの個人レッスンなどもやっているのですが、どのカメラを購入すればいいか悩んでる方には、α7シリーズを勧めています。
そして、さりげなくオールドレンズの沼に落としていこうと企んでいます(笑)。

オールドレンズだけで使うのなら初代でもいいのですが、デジタルのレンズも使うとなるとα7II以降の機種が良いですね。バッテリーの消耗や、高感度撮影のノイズなどにかなり違いがあります。

PENTAX(ペンタックス) smc TAKUMAR 24mm f3.5の作例

それでは作例です。広角レンズを装着している時は、風景写真を撮るぞ!って気持ちになりますね。
いつもは開放で撮ることが多いですが、今回はF8〜でもたくさん撮っています。

F8と11の風景写真を続けます。

PENTAX(ペンタックス) smc TAKUMAR 24mm f3.5の作例

周辺光量は少し落ちていますね(写真の四隅が暗くなる)。これはむしろ僕的には「オールドレンズはこうであれ!」と思っています。
中心も少し明るい感じがします。遠景でのピント面に関してはやや甘さは感じました。

PENTAX(ペンタックス) smc TAKUMAR 24mm f3.5の作例
滲むような感じはありませんが、現行のデジタルのレンズと比べるとパキパキではないですね。

以前使ったライカの広角レンズのキレ味が凄まじすぎましたからね。どうしても比べてしまいます。
価格の差も凄まじいですが、かっちりしっかり撮りたい人よりも、オールドレンズ好きの方へオススメですね。

PENTAX(ペンタックス) smc TAKUMAR 24mm f3.5の作例

これは肉眼ではとても良かったですが、バチバチの逆光だったので、絞りリングのゴーストがハッキリ見えてしまいました。
ここはライカでも撮りたかったなーとか、もう少し日が沈むまで待てば良かったなーとか、後から思っちゃいました。
もろ逆光だったので、現行のレンズでもゴーストは出るのですが、もう少し控えには撮れるでしょう。

やっぱり、写真って待ちの時間が必要ですよね。一番いい光の瞬間、脇役を入れるために人や車が通るのを待つ。時間が許す限り粘りたいものです。
この日は家族と旅行中だったので数枚で終了しました。久しぶりに撮影だけのひとり旅がしたいな。

PENTAX(ペンタックス) smc TAKUMAR 24mm f3.5の作例

雰囲気はありますが。個人的にはあまり好きではないゴーストの出方かな。

 

撮影Tips 「ホワイトバランスは日陰か曇りモードで」

PENTAX(ペンタックス) smc TAKUMAR 24mm f3.5の作例

ピントの甘さを利用した一枚です。フィルムカメラっぽい雰囲気を出すにはいいですね。
少し寂しげなレトロな雰囲気で気に入ってます。

コントラストは程よい感じ。広角レンズだしもっと強くても良かったかな。色の乗りはどちらかというと控えめですが、眠たくなるような写真にはなりません。
後からRAW現像でレッタチするもいいのですが、今回のコラムの写真はほぼ微調整のみ。

PENTAX(ペンタックス) smc TAKUMAR 24mm f3.5の良さを出すのなら、ホワイトバランスを6,000〜7,000Kに設定(日陰や曇りマークでもOK)して撮影、jpg撮って出しでも充分です。

PENTAX(ペンタックス) smc TAKUMAR 24mm f3.5の作例

 

PENTAX(ペンタックス) smc TAKUMAR 24mm f3.5の作例

季節外れの海での写真。広角レンズで撮りがちな足の写真もとりあえず撮っておきました

PENTAX(ペンタックス) smc TAKUMAR 24mm f3.5の作例

あらためて見てみるといいですね。ただ波を撮っただけなのですが、どこか懐かしい。オールドレンズの魔法でしょうか。

PENTAX(ペンタックス) smc TAKUMAR 24mm f3.5の作例

撮影最短距離は約25cm。砂浜とタバコ。松本大洋さんの漫画のワンシーンでこんなのあったような。
どことなく青春の一コマを感じてくれた方は、きっとおじさん世代(笑)。
念のため書いておくのですが、ここで吸ったんじゃないし、持ち帰りましたよ。

PENTAX(ペンタックス) smc TAKUMAR 24mm f3.5の作例

何もない田舎の道ですが、オールドレンズってこういった何気ないシーンがすごくハマるんですよね。
カーブという文字と、白い車もいい感じ。

PENTAX(ペンタックス) smc TAKUMAR 24mm f3.5の作例

F3.5ですが、前ボケを活かした撮り方も出来ますね。

PENTAX(ペンタックス) smc TAKUMAR 24mm f3.5の作例

あと。単純にこれ以上後ろに下がれないって場所で広角レンズは役に立ちます。焦点距離が50mmだと全部入らないってシーンは多々あります。やっぱり広角レンズは一台あると便利ですよね。

風景写真が好きで、フィルムやオールドレンズの描写が好きな方なら持っておきたいレンズです。

僕はもともとは広角レンズが好きでしたが、最近は50mm〜85mm付近、標準から中望遠のレンズが好きです。
昔は標準レンズはほぼ使わなかったし、また広角ブームがきたら欲しいレンズの候補になりそうです。

PENTAX(ペンタックス) smc TAKUMAR 24mm f3.5の作例

 

PENTAX(ペンタックス) smc TAKUMAR 24mm f3.5の作例

ピントは50cm〜3m付近が一番パキッとする感じですね。

ちなみに広角レンズなので、全体的に湾曲しているのが分かると思います。
でも、これを許せてしまうのがオールドレンズです。「オールドレンズはこうであれ!」ですね。なので補正もしていません。

PENTAX(ペンタックス) smc TAKUMAR 24mm f3.5の作例

 

PENTAX(ペンタックス) smc TAKUMAR 24mm f3.5の作例

 

PENTAX(ペンタックス) smc TAKUMAR 24mm f3.5の作例

絞り開放のF3.5で猫ちゃん三連発。同じ絞り値ですが、被写体との距離が近いほどボケているのが分かると思います。たとえばポートレートでも、全身を入れるよりもバストアップの方がボケます。

PENTAX(ペンタックス) smc TAKUMAR 24mm f3.5の作例

PENTAX(ペンタックス) smc TAKUMAR 24mm f3.5は、開放の絞り値はF3.5になりますが、最短撮影距離で撮ると意外とボケているのが分かりますね。

とはいえ、ふわふわのとろとろとの表現は難しいです。広角レンズにふわとろを求めてはないですけどね。

PENTAX(ペンタックス) smc TAKUMAR 24mm f3.5の作例

自宅の駐車場。掃けども掃けども、舞い込んでくる落ち葉。

PENTAX smc TAKUMAR 24mm f3.5を使用してみた感想

PENTAX(ペンタックス) smc TAKUMAR 24mm f3.5の作例

こちらの連載コラムは、サンライズカメラさんから送って頂いたレンズで撮影して執筆していますが、PENTAX(ペンタックス) smc TAKUMAR 24mm f3.5はなかなか渋いチョイスだなと思いました(笑)。

実際に使ってみるとやっぱり渋かったです(笑)。

突飛した個性こそないものの、オールドレンズらしい描写をしっかり楽しめる広角レンズ。
ざっくり一言でまとめるとこんな感じですね。

PENTAX(ペンタックス) smc TAKUMAR 24mm f3.5の作例

レトロとの相性は抜群ですね。

PENTAX(ペンタックス) smc TAKUMAR 24mm f3.5の作例

PENTAX(ペンタックス) smc TAKUMAR 24mm f3.5の作例

そしてやっぱり広角といえば風景を切り取るには最適!
絞りはF11、シャッタースピードは20秒です。

やっぱり楽しいなー、オールドレンズ。

[オールドレンズ撮り比べ4]PENTAX Super takumar 55mm f1.8はTHE 入門レンズ。でも実は写りは絶品!

 

オールドレンズとミラーレス一眼カメラの組み合わせを楽しむ「オールドレンズ探訪記」。
ぜひこれからも、解説と作例ご期待ください!

PENTAXの中古レンズをお探しの方は、ぜひ中古カメラとオールドレンズのサンライズカメラ 公式Webサイトをご覧ください!

 

著者紹介:雨樹 一期(Ichigo Amaki)

著者紹介:雨樹 一期(Ichigo Amaki)

フィルムカメラ・トイカメラの多重露光などで作品撮りの傍ら、大阪・東京を中心に全国でフィルムカメラワークショップを開催。
その他、カメラの個人レッスン、ペット・家族の撮影をしています。 基本、娘と猫と珈琲とカレーに生かされてます。

HP : 雨樹一期写真事務所
blog : フィルム寫眞手帖

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